みやこ町について
豊かな自然と長い歴史が息づくみやこ町
みやこ町は、福岡県の北東部に位置し、美しい水と緑、そして数多くの文化遺産に恵まれた町です。面積は、約151平方キロメートルで南北に長く、北端は北九州市小倉南区、南端は大分県中津市に接しています。町内には、英彦山山系を源流とする今川と祓川、平尾台を源流とする長峡川が流れ、先史以来、肥沃な土地を活かして、人々の生活が営まれてきました。
「みやこ」の由来
『日本書紀』の景行天皇紀にこのような記述があります。
「天皇遂幸筑紫、到豐前國長峽縣、興行宮而居、故號其處曰京也」
意味は「景行天皇が九州に来られた際、仮の御殿を建てて滞在された。天皇がしばらく住まわれた場所なので、この地は『みやこ』と呼ばれるようになった」というもので、これが「京都郡」「みやこ町」の名前の由来です。
歴史と文化
国分寺や古墳群をはじめ、多くの文化遺産を現在に残すみやこ町では、その歴史を生かした活気あるまちづくりを展開しています。
平成27年リニューアルオープンしたみやこ町歴史民俗博物館では、古代から現代へ続くみやこ町の歴史をたっぷり学んで頂くことが可能です。
特産品
勝山地区の河川沿岸耕地は、地味肥沃であり、勝山米(しょうざんまい)の産地として有名です。 また、町を取り囲む林野は、材木の成長に適しており、特にタケノコは、味、質ともに優れ、町の特産物となっています。
また、直売所では鹿や猪といった「みやこ肉ジビエ」の販売も行っています。
イベント
町内では、林酒造蔵開き・菖蒲祭り・生立八幡神社山笠など、1年を通してイベントを開催しております。
みやこ町の文化・地形・特産品を活かした様々な催しを是非ご堪能ください。
総面積|151.34㎢
位置(みやこ町役場本庁)
東経130°55′14″ 北緯33°41′57″町の花|さくら
町の木|もみじ
町の鳥|うぐいす
町の文化遺産|橘塚古墳、綾塚古墳、御所ヶ谷神籠石、豊前国分寺跡および三重塔、豊前国府跡、永沼家住宅、生立八幡神社山笠、小笠原文庫 ほか
町出身の著名人|岩垂邦彦(NEC創業者)、吉田学軒(元号「昭和」創案者)、堺利彦(日本社会主義運動の父)、小宮豊隆(ドイツ文学者、漱石門下)、鶴田知也(芥川賞作家) ほか