福岡県北東部の趣深い町、 京都(みやこ)郡みやこ町の今をお知らせいたします。
木造 僧形八幡神坐像
#017
福岡県指定文化財
僧形八幡神坐像は、応永元年(1394)に、地頭・西郷高頼によって寄進され、生立八幡宮のご神体として500年近く本殿の奥に鎮座していました。現在は貴重な県指定の文化財として、みやこ町歴史民俗博物館に大切に保管されています。 八幡神という神様なのに、頭を丸め袈裟を着たお坊さんの恰好をしているのは、日本人に特徴的な「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」の信仰スタイルをあらわすものです。